不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/2/12

減収減益/ケネディクス20年12月期

 ケネディクス(株)は10日、2020年12月期決算(連結)を発表した。

 当期(20年1月1日~12月31日)の営業収益は318億9200万円(前年同期比54.7%減)、営業利益は141億900万円(同11.4%減)、経常利益は148億9,400万円(同6.0%減)、当期純利益は86億700万円(同19.3%減)となった。

 アセットマネジメント事業では、REITおよび私募ファンドの受託資産残高を拡充した結果、安定収益であるアセットマネジメントフィーが増加。一方で、取得報酬であるアクイジションフィーが減少し、営業収益112億3,200万円(同0.8%減)、営業利益72億4,500万円(同6.0%減)を計上した。

 不動産管理事業は、受託物件の増加および大規模な原状回復工事を受注し、営業収益39億9,900万円(同4.6%増)、営業利益12億8,000万円(同2.3%増)の増収増益となった。

 不動産投資事業はたな卸資産の売却や投資回収は予定通り順調に推移したが、前期は大型オフィスビルの売却が営業収益に大きく寄与した反動で、営業収益142億5,900万円(同72.3%減)、営業利益79億1,700万円(同0.5%)の減収減益。

 同社は株主をSMFLみらいパートナーズインベストメント2号(株)およびARA Real Estate Investors XVIII Pte.Ltd.の2社のみとするため、同社株式の併合を行ない、3月17日をもって上場廃止とする予定。そのため、来期業績予想は発表しない。

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