不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/1

京都に町家を改修したホテル開業/東京建物

レセプション棟1階「応接の間」イメージ

 東京建物(株)と(株)カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントは25日、「カンデオホテルズ京都烏丸六角(仮称)」(京都市中京区、客室数106室)を6月に開業すると発表した。京都で初の出店。

 京都市指定・登録文化財の伝統的な町家を改修。京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅から徒歩3分、JR「京都」駅からもアクセスの良い場所に立地。地上10階建てのホテルを増築する。レセプション棟、客室棟、大浴場棟の3つの棟からなる。町家部分は木造瓦葺き、増築部分は鉄骨造。

 レセプション棟2階のラウンジ・バーは、畳空間をそのまま残し、京町家を感じながらくつろげる空間を演出。レセプション棟1階の「応接の間」は、町家そのものを残し、当時使われていた空間を体感することができる。
 客室は、キング・ツイン・EXキング・EXツインの4タイプを用意、面積は20~25平方メートル。プライベートスパ付き客室を2部屋完備するほか、大浴場も2・4階に備えている。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。