不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/10

伊藤忠「富ヶ谷」、立地やグレード感に高評価

「クレヴィア渋谷富ヶ谷」完成予想図

 伊藤忠都市開発(株)が、2月24日から販売を開始した分譲マンション「クレヴィア渋谷富ヶ谷」(東京都渋谷区、総戸数35戸(うち事業協力者住戸13戸))が順調に進捗している。

 同物件は、東京メトロ千代田線代々木公園駅徒歩10分に立地。従前の「富ヶ谷スカイマンション」(1978年築、総戸数15戸)を「マンション建替え等の円滑化に関する法律(建替え円滑化法)」による個人施行方式により、同社が個人施行者として建て替える。

 モデルルームは、新宿の常設ギャラリーに設置。各住戸の玄関横には、住戸ごとに異なるガラス製のオーナメントをあしらったほか、バルコニーの内側にも外壁と同じイメージのレンガを張り込んでいる。このほか、玄関やリビングの折り上げ天井、床タイル張りの浴室など、シーザーストーン仕上げのキッチン天板など、グレード感を高めているのが特徴。

 住戸は、専有面積は約50~80平方メートル。価格は8,970万~1億5,030万円。坪単価は約600万円。これまでのマンションギャラリー総来場者は約90組。1期1~3次まで販売が進んでおり、22戸中11戸が販売済み。交通量の多い山手通りから1歩奥に入った、高級住宅街である「富ヶ谷」という、建て替えマンションならではの立地への評価が高かった。

モデルルーム

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。