不動産ニュース / その他

2021/4/13

「棟下式」全国展開へ、開催キットを発売

セルフ開催キットは、開催の手引き(左)やパンフレット(右)、写真アルバムなどで構成。オンラインでの開催相談サポートも含めた

 ポラスグループの中央グリーン開発(株)は、同社と合同会社パッチワークスで推進している「棟下式」のセルフ開催キットを発売した。

 「棟下式」は、取り壊しが決定した建物に、神事等を通じて感謝と別れを告げる式典。両社が普及に取り組んでいる式典。2017年に埼玉県越谷市内の元企業研修施設再開発プロジェクトで初めて開催した。これまでに19件実施し、累計約3,000人が参列した。

 両社共に関東圏を拠点としており、地方圏からの開催依頼に対応しきれていなかったため、エリアを問わず誰でも開催できる仕組みとしてキットを開発。開発費用の捻出を目的にクラウドファンディングも実施した(2020年12月16日付の関連記事も参照)。

 キットは開催の手引きやパンフレット、写真アルバムなど各種ツールをパッケージング。オンラインでの開催相談サポートも含まれている。棟下式オフィシャルサイトで販売しており、販売価格は5万5,000円(税込み)。今後、オフィシャルサイトでの販売に加え、全国で販売協力店も募集していく。

2017年に行なわれた初の「棟下式」の様子

この記事の用語

クラウドファンディング

不特定多数が特定の目的のために資金を提供する行為またはその行為によって資金を調達すること。通常、インターネットサービスを利用する。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。