不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/4/20

東京建物、ビットキーと資本業務提携

 東京建物(株)は20日、(株)ビットキーとの資本業務提携契約を締結したと発表した。

 ビットキーは、認証・認可、ID連携、権利処理、分散化技術等を独自に組み合わせてつなぐデジタルコネクトプラットフォームである「bitkey platform」を開発。これを活用し、利用者を軸(ハブ)にしてIoT機器や各種サービスを連携させる仕組みである「workhub」のサービスを提供している。
 利用者は、スマホでworkhubにアクセスすることで、会議室予約システムやエレベーター呼び出しシステム、空調コントロール、食事配達サービスなど、メーカー・種類が異なるサービスでもストレスなく利用者認証され、快適に利用することができる。

 東京建物は、利用者がオフィスで過ごすさまざまな時間を快適に過ごせる「選ばれるオフィス・通いたくなるオフィス」を目指し、ビットキーの独自技術を活用することを決定。この度の資本業務提携に至った。

 業務提携を推進するにあたり、東京建物が運営する複合オフィスビル「東京スクエアガーデン」(東京都中央区)にビットキーが入居し、オフィスビル向けにプラットフォーム「workhub(ワークハブ)」の導入を進めていく。また今回の取り組みで両社がノウハウを相互提供していくことで、両社のサービスの開発・改良を進め、将来的には東京建物が運営する他のビルへの導入も検討していく計画。

 「workhub」導入後は、東京スクエアガーデンをworkhubが体験できるライブショールームとして活用する予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。