不動産ニュース / リフォーム

2021/6/3

クラファンで資金調達し、オーナー負担ゼロでリノベ

低稼働のビルをワークプレイスに再生した事例

 (株)エンジョイワークス(神奈川県鎌倉市、代表取締役:福田和則氏)は3日、オーナーの負担ゼロで物件をリノベーションする新サービス「0円!RENOVATION」をスタートした。

 建物のオーナーに対して、同社が事業計画とプランニングを提案。オーナーのコスト負担がない形で定期建物賃貸借契約を締結する。その後、イベント等を実施してその物件に継続的にかかわる人を発掘、同社が運営する投資型クラウドファンディングを活用してリノベーション工事費用を調達。ファンドが5~8年程度賃貸運営した後、収益物件としてオーナーに建物を返却するスキーム。賃貸運営期間中も、オーナーには賃料を、出資者には分配金を支払う。

 これまでに同様のスキームで、使わなくなった実家をコンセプト型シェアハウスとして収益化したケースや、好立地ながら低稼働だったビルをワークプレイスに再生した収益化したケースなどの実績がある。

この記事の用語

定期建物賃貸借

契約の更新がないことを特約した建物の賃貸借をいう。「定期借家」ともいう。

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