不動産ニュース / ハウジング

2022/8/22

平屋のログ小屋を発売/アールシーコア

「栖(すみか)ログ」モデルハウス外観
モデルハウスは、延床面積91.08平方メートルのタイプ。ログならではの小屋裏を設置

 アールシーコア(株)は19日、7月10日に販売を開始した平屋タイプの住宅商品「栖(すみか)ログ」のモデルハウスを報道陣に公開した。

 同商品は、同社が展開するログ小屋「IMAGO」シリーズの受注が好調であること、近年平屋への需要が高まっていることなどを背景に企画したもの。ログ小屋に水回り設備をプラスしたシンプルなつくり。室内は、耐力壁でのみで仕切ることで、購入者が生活の変化に合わせ自由にレイアウトを変えられる仕様とした。ログハウスならではの小屋裏スペースを設置した。国産材を採用している。

 同日会見した同社代表取締役社長の二木浩三氏は、「地方での暮らしを想定した商品で、BESSのコンセプトである『小さく建てて、大きく暮らす』を体現した」などと述べた。同社が地方で展開する宅地分譲事業「FuMoTo」での提案も想定している。同社専務取締役・永井聖悟氏は「シンプル志向のZ世代や二拠点居住を求める50歳代以上の世代など幅広い層にPRする」と話した。

 モデルプランは3プラン。小屋裏を含めた延床面積は、47.61〜91.08平方メートル。参考価格は1,360万〜1,850万円(税込み)。19日時点の受注が7件、商談中が40件。購入者は、地方在住者が中心。年齢層は幅広く、一次取得や別荘など購入目的もさまざまだという。

 2023年3月までに120棟、1年で200棟の販売を目指す。

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ログハウス

丸太を主要な構造材とする家屋。柱、梁(はり)、壁が、丸太または太い角材によって造られ、丸太組工法(丸太を積み重ねる方法)で建築される。英語でlog-house。なお、軸組工法によって建築されるものであっても、柱、梁などに太い丸太を使い、その丸太を露出させた家屋などをログハウスと称することがある。

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