
NTT都市開発(株)と同社グループ会社でホテル経営を手掛けるUDホスピタリティマネジメント(株)は6日、横浜市中区で開発を進めている「横浜日本大通りプロジェクト」内のホテルを「シタディーンハーバーフロント横浜」(客室数242室)とすることを決定。2023年6月14日に開業すると発表した。
旧横浜電話交換局跡地の再開発。地下鉄みなとみらい線「日本大通り」駅直結。敷地面積1,593.17平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上17階地下2階建て。延床面積約1万3,800平方メートル。
「“都市と自然が融合し、和と洋の歴史的文化が交わる街”での『活動と休息』」がコンセプト。客室タイプは、スタジオから2ベッドルームまで用意。専有面積は24~93平方メートル。全室に電子レンジ、約半分の客室にキッチンや洗濯乾燥機を備え、1泊の短期から1ヵ月以上の長期まで、幅広いニーズに応える。共有キッチンを設けたラウンジ、フィットネスジム、会議室、コインランドリーなどの設備も用意する。
なお、「シタディーン」は、世界で宿泊施設を運営するアスコット社が展開しているサービスアパートメントのブランド。日本国内における「シタディーン」は、今回の施設が5施設目となる。ホテルのオペレーションは(株)アスコットジャパンが担当する。
NTT都市開発取締役ホテル&ホスピタリティ事業本部長の高橋庸人氏は、「日本の近代化における西洋文化の窓口ともいえる横浜らしいホテルとしてシタディーンブランドのホテルとすることに決定した。観光やビジネスニーズ、さらにはプレジャー(仕事×余暇)ニーズと幅広いニーズに対応していく」と語った。
