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2023/2/8

川口 雄一郎氏の旭日双光章受章祝賀会に400名

祝賀会の模様(発起人による挨拶)

 (株)明和不動産(熊本市中央区)創業者で現取締役会長の川口 雄一郎氏の旭日双光章受章祝賀会が7日、ホテル日航熊本(同)で行なわれた。

 発起人代表は、衆議院議員の坂本哲志氏。推薦団体の(公社)全国賃貸経営者協会連合会会長・三好 修氏ほか、地元有力企業や賃貸住宅管理業関係者11名が発起人会に名を連ねた。祝賀会には、熊本県知事の蒲島郁夫氏、熊本市長の大西一史氏をはじめ、政界、地元金融機関、地元企業、賃貸住宅管理業界、不動産業界などから400名を超える来賓が集まり、同氏の受章を祝った。

 発起人代表として挨拶に立った坂本氏は、川口氏の高校の先輩。「空手の猛者であり豪放磊落だが、ビジネスには細心の注意を払い、それでいて改革の馬力に満ちている」と評した。また「川口君は30年以上前に『不動産業はインターネットにデータを集め、インターネットで契約する時代が来る。入居者とオーナーにどのようなサービスができるかで差別化されるようになる』と言っていた。まさにその通りの時代となった」とその先見性を称えた。

 全国賃貸経営者連合会の三好会長は「創業41年で、グループ社員数385名、売上高103億円の会社に育て上げ、賃貸住宅管理業界団体の要職を歴任するなど、長年にわたってリーダーシップを発揮してくれた」とし、また東日本大震災・熊本地震を通じて賃貸空室を応急仮設住宅として供給する「みなし仮設住宅制度」の制度設計を確立したことを高く評価した。

 参加者への謝辞に立った川口氏は「28歳で親子二人で会社を始めたが、今では社員も400名に近づいた。70歳を過ぎた現在、最後の仕事として熊本の業者11社で一般社団法人を設立し、競争ではなく共創するビジネスを作り次の世代に引き継ぐことで、地元の不動産業へ貢献したいと考えている。若い頃から言いたいことを言ってきたが、物事の筋だけは通してきたつもりだ。周りの方々からの助言、支え、ご指導のおかげで、自分が自分らしく生きてこられた。皆さまに心から感謝している」と礼を述べた。

「皆様のおかげで自分が自分らしく生きることができた」と謝辞を述べる川口氏

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