
(株)一条工務店は9日、同社の主力商品である戸建住宅「グラン・スマート」、「アイ・スマート」において、新設された国内最高等級の断熱性能「断熱等級7」への対応を開始したと発表した。
2022年10月の「断熱等性能等級」改定に伴い、従来の最高等級を大幅に上回る「断熱等級6」と「断熱等級7」が新設された。30年には「ZEH」(断熱等級5相当)の義務化が予定されており、今後は、「断熱等級6」「断熱等級7」の断熱性能が求められるようになることから、対応を開始した。
玄関ドア枠には、一般的に使用されているアルミではなく、熱伝導率が約1,000分の1になる樹脂を使用した「超断熱玄関ドア」や、断熱材にはグラスウールの約2倍の断熱性を持つウレタンフォームを採用。さらにトリプルガラス樹脂サッシや断熱玄関土間などにより、両商品の断熱性能を最高水準へ引き上げる。
「断熱等級7」は、真冬に無暖房でも体感温度が15度を下回らず、快適に過ごすことが可能な断熱性能といわれている。
対象地域は全国。