不動産ニュース / 開発・分譲

2023/7/19

池尻の新複合施設を8月に開業

「大橋会館」エントランス

 東急(株)は18日、複合施設「大橋会館」(東京都世田谷区)を8月18日に全館開業すると発表した。

 同施設は、東急田園都市線「池尻大橋駅」徒歩5分に立地。元は研修施設として利用されていた築48年の建物を、同社が池尻大橋エリアで活躍するクリエイターと共に大規模リノベーションしたもの。ホテルレジデンスやシェアオフィス、カフェ・ワインバー・レストラン、ストア&スペース、サウナ等を展開する複合施設で、鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建て、延床面積約3,735平方メートル。

 ホテルレジデンスは、同社が展開するコンセプト賃貸住宅「スタイリオX」シリーズの多拠点生活者向け賃貸住宅とし、1泊からの宿泊にも対応。長期滞在者も可能で、その場合、自分が外泊する日は部屋をホテルとして第三者に貸し出すことで宿泊料金を減額する「リレント」システムも利用することができる。ワークスペース、キッチン、リビング、ランドリー等は共用部に用意。フレキシブルな暮らしを提供し、東急グループのまちづくり戦略で掲げる「渋谷型都市ライフ」の実現を図る。
 また、クリエイターや企業とのコラボレーションも実施。建築家、アパレルオーナーなど4人のクリエイターが一定期間滞在し、「クリエイタールーム」として部屋をデザイン。本人が不在の期間は、Airbnbと提携し、同部屋を一般に提供する。

 シェアオフィスは、撮影スペースや執務スペースなども用意したオフィス用個室22室(約21~85平方メートル)、個人事業主等を対象とした専有ブース6区画、固定デスク21席で構成する。付帯設備・サービスは、Wi-Fi、プリンター・スキャナ、専用ポスト、WEB会議ブース、会議室など。運営は、UDS(株)が行なう。料金等の詳細は、5月23日のニュースを参照。

 その他、ホテルレジデンス、シェアオフィス、サウナ等でアーティストの作品展示も実施。定期的な入れ替えを行ない、施設利用者や来館者の体験価値向上を目指す。

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