不動産ニュース / 開発・分譲

2023/7/26

伊藤忠PD、中野のマンションに防災備蓄サービス

副食セットイメージ

 伊藤忠都市開発(株)は26日、22日に販売を開始した新築分譲マンション「クレヴィア中野新橋」(東京都中野区、総戸数37戸)に防災備蓄サービス「あんしんストックRolling」を導入すると発表した。同社初の試み。

 防災備蓄共同保有プラットフォーム「あんしんストック」を運営する(株)Laspyと共同で企画したもの。入居者に対して、建物入居時に3日分の食料(主食・副食)と水をセットにしたスターターセットを提供。その後、副食セットを半年に一度、主食セットを5年に一度、定期配送する。同社は、5年分の定期配送代金を負担する。他物件への導入は現時点では未定。

 このほかにも、同物件は共用部に住戸専用の防災倉庫を設置。建物引き渡し時には、防災リュックの配布を予定するなど、防災意識向上に向けた取り組みを行なう。

 同物件は、東京メトロ丸ノ内線「中野新橋」駅徒歩5分に立地する、鉄筋コンクリート造地上9階建てのマンション。住戸は、1LDK~3LDK、専有面積約32~64平方メートル。竣工は2024年7月下旬予定。先着順販売中5戸の販売価格は、4,598万〜8,798万円。

「クレヴィア中野新橋」完成予想図

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