不動産ニュース / 開発・分譲

2023/8/29

緑豊富な住環境に評価/伊藤忠PD「氷川台」

「クレヴィア氷川台」完成予想図

 伊藤忠都市開発(株)が7月より販売を開始した「クレヴィア氷川台」(東京都練馬区、総戸数39戸)の販売が進んでいる。建物南東・南西が「羽根木憩いの森」に隣接するほか、徒歩圏に大小の公園が点在する緑豊かなロケーションが評価されている。

 同物件は、東京メトロ有楽町線・副都心線「氷川台」駅徒歩10分、「小竹向原」駅徒歩13分。敷地面積は1,462.84平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造5階建てZEH-M仕様。竣工は2024年4月下旬予定。

 練馬区は、区内の個人所有の樹林を借り上げ区民に開放する「憩いの森」制度を実施しており、建設地も、もともとは「羽根木憩いの森」の一部だった場所。物件北側には23区北部最大の「城北中央公園」、憩いの森南側には「こどもの森」と、緑豊かなロケーションが最大のセールスポイント。この環境を建物に取り込むため、1階住戸の専用庭を設置したプランやワイドリビングプランなどを設定。2階以上のバルコニー手摺はガラス張りとしている。

 住戸は全22タイプ。専有面積は約64~91平方メートル、1LDK+2S~4LDK。約8割の住戸が、憩いの森に面する。最上階のみ内廊下。食洗器、フィオレストーンキッチン天板、エアコン等を操作できるIoT機器などが標準。3月中旬にホームページを開設し、これまでのエントリー数は約830件。モデルルームを4月末にオープンし、約110組が来場。1期18戸を7月から販売し、12戸が契約済み。先着順販売中の6戸は6,990万〜8,190万円。坪単価は約370万円。

 周辺競合物件より駅への距離はあるものの、周辺の住環境が地元ファミリー層中心に評価されている。来場者の半数は練馬区在住者。

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