（株）ADワークスグループは6日、AIを利活用して新規事業の創造を目指す共同研究を開始したと発表した。
21年12月期から23年12月期を期間とする「第1次中期経営計画」において、既存事業の強化・変革と、不動産領域以外の新たな事業創出を目指し、CVD事業やDXを推進している。AIを利活用した新たな価値創造を目指すことを目的に、ビジネスモデル・イノベーションを専門とする慶応義塾大学商学部の岩尾俊兵准教授と、価値創造の機会追求を目的に共同研究を始めた。
今後半年をかけて、同社に対し、ビジネスモデル構築手法・新規事業創造手法について、知見共有と研究指導が行なわれる。併せて、これらの手法を活用しながら、同社グループ社員と同大学商学部および東京大学大学院情報理工学系研究科の学生が、共同で新規事業計画案を議論。AI技術を活用した新たな価値創造のアイディア創発を目指す。
共同研究により得られた新規事業のアイディアについては、同社グループとして事業の立ち上げ・サービスの開発を企図し、さらなる取り組みを実行する予定。
