不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2023/12/15

管理戸数増加で増収増益/JSB23年10月期

 (株)ジェイ・エス・ビーは14日、2023年10月期決算(連結)を発表した。

 当期(22年11月1日~23年10月31日)の売上高は637億8,100万円(前期比10.1%増)、営業利益71億8,700万円(同13.9%増)、経常利益70億7,300万円(同14.3%増)、当期純利益47億7,500万円(同11.0%増)と、増収増益となった。

 主力の不動産賃貸管理事業は、物件管理戸数が順調に増加。入居率も23年4月末現在で99.9%と、前年に引き続き高水準を維持した。この結果、学生マンションの家賃収入をはじめとする各種不動産賃貸関連サービスにおける売上高が当初計画を上回る状況で推移し、売上高601億8,300万円(同10.6%増)、セグメント利益87億6,700万円(同12.7%増)となった。

 高齢者住宅事業は、新型コロナウイルス感染症の各種規制等が緩和され、入居状況が改善傾向で推移。一方で、費用面は施設運営人材の採用難が続き、派遣社員の利用増加に伴う人件費負担が増加傾向となり、売上高は29億8,000万円(同4.0%増)、セグメント利益3億1,000万円(同19.1%増)となった。

 次期は、売上高686億5,200万円、営業利益75億4,900万円、経常利益73億8,000万円、当期純利益70億5,800万円を見込んでいる。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。