三井不動産レジデンシャル（株）は、分譲マンション「パークホームズ仙台中央」（仙台市青葉区、総戸数180戸（販売対象住戸176戸））の1期の登録申込を、2024年1月27日に行なう。過去35年で2物件しかマンション供給がない仙台駅前の商業・オフィスエリア「中央」アドレス立地をセールスポイントに、25階建てタワー、ZEH－M Oriented仕様で差別化を図る。
同物件は、JR東北本線他「仙台」駅徒歩5分に立地する、鉄筋コンクリート造地上25階建ての免震分譲マンション。建設地はオフィスビル跡地で、3方道路。東南を仙台駅前へ延びる愛宕上杉通に接する。コロナ禍中に用地を取得したことから、ホテルやオフィスビルではなく分譲マンションでの開発が決まった。竣工は26年3月下旬。
大通り沿いの並木道と調和するよう、公開空地はさまざまな植栽とベンチを配置。建物外観は4角を曲面としたガラスバルコニーや大樹の枝をイメージしたマリオンが特長。同社の仙台エリアのマンションでは初となるZEH‐M Oriented仕様。
住戸は、南東向き・南西向きのL字配棟。1LDK～4LDK、専有面積約31～150平方メートル。二重床二重天井、天井高2,600mm。ディスポーザー、食洗器、IHクッキングヒーター、などが標準。24階25階の8戸はプレミアム仕様となり、天井高が2,700mmに上がるほか、キッチン天板が御影石仕様となるなど設備仕様もグレードアップする。
23年7月末にホームページを開設し、これまでのエントリー数は1,300件。11月末にモデルルームの優先案内を開始（12月16日から一般公開）。これまでの来場者数は250組。好反響が得られたため、1期販売を1ヵ月前倒しとする。1期は40戸強を供給予定で、販売予定価格は72平方メートルの3LDKが6,500万円台～7,500万円台、92平方メートルの4LDKが1億円台～1億3,000万円台。中住戸の坪単価は約350万円となる見込み。すでに1期販売予定住戸の約8割に購入要望が入っている。
検討者の6割は仙台市内在住者だが、3割が首都圏・東北各県在住者で、半数が投資、半数がセカンド目的。50歳代以上の富裕層（会社経営者やライセンサー）中心に反響を集め、複数購入検討者もいるという。マンションがほとんど供給されない中央アドレスへの評価が高い。
