不動産ニュース / 開発・分譲

2024/5/23

神戸市垂水区に生物多様性に配慮した大型分譲地

「ウインズタウン神戸みずき台」の空撮写真

 パナソニック ホームズ(株)は23日、大型分譲地「ウインズタウン神戸みずき台」(神戸市垂水区、総区画数589区画)のまちびらきを実施。

 同社の他トヨタホーム(株)、ミサワホーム(株)、トヨタホーム近畿(株)、ミサワホーム近畿(株)、住友林業(株)、セキスイハイム近畿(株)による共同事業で、同区の北東エリアに位置。総開発面積は阪神甲子園球場5.5個分に相当する21ha超。同社が主体として組成した土地区画整理組合が、2019年以降造成を進めてきた。JR・山陽電鉄「垂水」駅バス16分「桃山台」バス停徒歩6分。同日すべての事業会社による1期分譲がスタートした。

 生物多様性に配慮したまちづくりを推進し、まちのバックグラウンドストーリーとして、「幸せを運ぶ青い蝶が飛来する物語」を設定し、区域内が蝶が飛来する「バタフライガーデン」を設置している。また、起伏のある地形を生かし、約5.2haの里山やテントサイトのある展望台を配置して住民に管理を委ねることで自然を身近に感じる暮らしも実現する。

 住戸はすべてZEH。タウンマネジメントとして、住民専用のコミュニティ拠点「コミュニティコテージ」は、レンタルキッチンやコワーキング・BBQスペースなどを設けているほか、ガーデニングやアウトドアレジャー用品の貸し出しも行なっている。それら共用施設の利用や共用品の借用予約については、住民専用のタウンアプリを介して、スマートフォンでできるようにした。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。