穴吹興産(株)は26日、新築分譲マンション事業において電子契約を導入したと発表した。
従来の契約では、ユーザー自身が契約書をはじめとした複数の申込書に記入・押印かつ自宅で書類を補完するなどの負担があった。一方、電子契約ではシステム上の同意承認ボタンを押せば手続きが完了するため、記入間違いや押印漏れなどが発生せずにスムーズに契約できる。同社では、GOGEN(株)が開発した不動産売買支援ハブ「Release Platform」を導入。不動産売買契約時の必要書類や契約書類の署名・捺印といった手続きを電子化することにした。
同社は、GOGENと2023年8月に業務提携し、マンション販売のオンライン化に向けたプロジェクトを推進。今後は販売管理基盤を整備することで、申し込みから契約に至る一連のフローをオンラインで解決できるサービスの開発を行なっていく。