不動産ニュース / その他

2025/1/21

SAF導入へ、スーパー、コンビニ、分譲Mで廃食用油を回収

 (株)セブン‐イレブン・ジャパン、(株)イトーヨーカ堂、三井不動産レジデンシャル(株)、ENEOS(株)など7社はこのほど、千葉県内のスーパーマーケットやコンビニエンスストアの店舗、大規模分譲マンションを拠点に、家庭系廃食用油の回収とSAF導入推進に向けたサプライチェーン事業を開始したと発表。

 SAFとは「Sustainable Aviation Fuel(持続可能な航空燃料)」の略称で、循環型の原料で製造された航空燃料を指す。千葉県総合企画部が公募した「千葉の地域資源を生かしたSAF導入促進事業」に対し行なった7社による連携スキームの提案が、採択されたもの。

 廃食用油はSAFやバイオディーゼルといったバイオ燃料などの原料として活用できる資源であるが、現在はほとんど再利用されずに可燃ごみとして廃棄されている。今回の取り組みでは、県内のセブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマート店舗、三井不動産レジデンシャルが分譲した「幕張ベイパーク」内の大規模分譲マンションで家庭系廃食用油を回収。これをバイオディーゼル燃料製造などへの活用を進めると共に、将来的には廃食用油を原料としてENEOSがSAFを製造。成田国際空港に供給するまでのサプライチェーン構築を目指す。

実施体制フロー

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆