不動産ニュース / 開発・分譲

2025/1/22

JR西、西明石地区のまちづくりを起工

「(仮称)JR西明石駅ビル」パース

 兵庫県明石市、西日本旅客鉄道(株)(JR西日本)、JR西日本不動産開発(株)は21日、山陽本線「西明石」駅を中心とした西明石地区のまちづくりを起工すると発表した。

 同市とJR西日本は2019年9月、地域と鉄道が一体となった鉄道沿線のまちづくりに向けた取り組みを推進することを目的に包括連携協定を締結。20年12月には、同協定に基づく「駅を中心としたまちづくり」として「西明石駅及び駅周辺におけるまちづくりの推進に関する協定書」を締結していた。

 今回、JR西日本グループが「(仮称)JR西明石駅ビル」・改札口とマンション開発を、同市が駅前広場・道路と「西明石地域交流センターicotto(いこっと)」の整備を進める。駅ビルは敷地面積1,261.16平方メートル。建物は、鉄骨造地上3階建て、延床面積2,403.47平方メートル。工事着手は25年1月、開業は26年度の予定。

 JR西明石社宅用地の西敷地に開発する分譲マンション「ジェイグラン シティ 西明石 タワーウエスト」(総戸数340戸)は、三井不動産レジデンシャル(株)、野村不動産(株)、関電不動産開発(株)との共同事業。JR山陽新幹線「西明石」駅徒歩3分、JR神戸線(山陽本線)「西明石」駅徒歩3分。敷地面積8,621.48平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上20階建て。共用部にコミュニティラウンジやパーティルーム、キッズスペースを設けるなど、住民同士のコミュニティを育む計画とする。着工は25年2月、竣工は27年6月、引き渡しは27年8月の予定。なお、同物件東側でも分譲マンション開発を計画している。

「ジェイグラン シティ 西明石 タワーウエスト」パース

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆