
ヒューリック(株)は19日、物流施設「ヒューリックロジスティクス野田II」(千葉県野田市)の竣工を発表した。
首都圏の人口集積地に隣接した立地で開発を行なう「ヒューリックロジスティクシリーズ」の第5弾。常磐自動車道「柏」ICから約6.2kmに立地。敷地面積約7,418平方メートル。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上4階建て。延床面積約1万6,694平方メートル。耐震性能は建築基準法の約1.25倍の強度に準ずる構造体を採用。基礎を予定推移以上にかさ上げするといった工夫を施し、BCP性能を高めた。BELS(★★★★★★)、CASBEE認証(Aランク)、DBJGreenBuilding認証(★★★★)を取得。年間発電量約637MWhの太陽光発電設備も備え、ZEB認証を取得した。
1平方メートル当たりの床荷重は1.5t、梁下有効高5.5m。空調設備やマテハン機器の追加設置も行なえる電気容量を確保している。バースには、24時間貨物車の駐車が可能な駐車場を設備。雨天時のオペレーションに備え、ピロティ型の車路を採用している。
3月にエイトレント(株)が入居し、満床稼働となる。