
三菱地所(株)と(株)IHIは21日、大規模再開発「(仮称)豊洲4-2街区開発計画」(東京都江東区)の街区名称を「豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK)」に決定したと発表した。
豊洲2・3丁目における最後の大規模再開発として、A棟・B棟の2棟の複合施設、大屋根広場、緑地空間を整備する。A棟は、敷地面積約6,600平方メートル。地上18階地下1階建て、延床面積約4万7,000平方メートル。オフィス、展示スペース等で構成する。B棟「豊洲セイルパークビル」は、敷地面積約1万2,893平方メートル。地上15階地下1階建て、延床面積約8万9,000平方メートル。オフィス、店舗に加え、インキュベーション施設(総床面積約1,500平方メートル)やシェア企業寮(総戸数39戸)等、豊洲エリアに新機能を導入する。
B棟のインキュベーション施設には、個室やコワーキングエリア、シェアキッチン、大会議室、製品展示エリア等を用意。誰もが利用できる開かれた場所を目指す。シェア型企業寮では、新しい製品やサービスの実証実験を行なう。屋上には屋上菜園を備え、食を通じた取り組みにより、企業の健康経営にも寄与していく。
竣工は2025年6月、開業は同年夏の予定。