不動産ニュース / 開発・分譲

2025/2/21

豊洲の複合開発街区名称「豊洲セイルパーク」に決定

「豊洲セイルパーク」外観イメージ

 三菱地所(株)と(株)IHIは21日、大規模再開発「(仮称)豊洲4-2街区開発計画」(東京都江東区)の街区名称を「豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK)」に決定したと発表した。

 豊洲2・3丁目における最後の大規模再開発として、A棟・B棟の2棟の複合施設、大屋根広場、緑地空間を整備する。A棟は、敷地面積約6,600平方メートル。地上18階地下1階建て、延床面積約4万7,000平方メートル。オフィス、展示スペース等で構成する。B棟「豊洲セイルパークビル」は、敷地面積約1万2,893平方メートル。地上15階地下1階建て、延床面積約8万9,000平方メートル。オフィス、店舗に加え、インキュベーション施設(総床面積約1,500平方メートル)やシェア企業寮(総戸数39戸)等、豊洲エリアに新機能を導入する。
 B棟のインキュベーション施設には、個室やコワーキングエリア、シェアキッチン、大会議室、製品展示エリア等を用意。誰もが利用できる開かれた場所を目指す。シェア型企業寮では、新しい製品やサービスの実証実験を行なう。屋上には屋上菜園を備え、食を通じた取り組みにより、企業の健康経営にも寄与していく。

 竣工は2025年6月、開業は同年夏の予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。