不動産ニュース / 開発・分譲

2025/3/14

「睡眠」に焦点当てたマンション開発/日鉄興和不

リラックス効果のある内装等で睡眠の質を向上
時間帯ごとに適した明度の照明を採用する

 日鉄興和不動産(株)は14日、共働き世帯の生活の質・睡眠環境の向上を目指す分譲マンション新コンセプト「SwitchEase Living(スイッチイースリビング)」を開発。導入初弾の「リビオ川崎大師ステーションサイト」(川崎市川崎区、総戸数132戸)を今春発売すると発表した。

 スリープテックの(株)NTT DXパートナー、睡眠関連サービスを展開するSleepLIVE(株)との協働によるもの。住まいで最も長い時間を過ごす「睡眠」に焦点を当てて商品を開発した。日本人の睡眠時間は世界でも最短レベルといわれることから、慢性的な心身の負担があると推測。住まいの側面からサポートができる施策を検証する。

 スイッチイースリビングでは、時間帯によって明度が変化する照明や、リラックス効果のある木目調の内装材、空気環境を改善する吸放湿クロスなどを採用。主寝室だけでなく、専有部・共用部を含めたマンション全体で睡眠の質を向上させる。

 同コンセプトを導入したマンションと通常のマンションでの睡眠の質の違いを検証するため、3ヵ月間の実証実験を行なったところ、コンセプトを実装した住戸では、未実装住戸に比べて有意な改善が見られたという。

 初弾の「川崎大師」は、京急大師線「川崎大師」駅徒歩3分に立地。敷地面積は1,905平方メートル。鉄筋コンクリート造地上14階建て。住居専有面積は36.63~64.84平方メートル、間取りは1LDK・2LDK・2LDK+納戸・3LDK。竣工は2026年12月。

 東京都文京区で計画中の賃貸マンションでも同コンセプトを採用する予定としている。

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