不動産ニュース / その他

2025/4/9

渋谷サクラステージに新たなスタートアップ支援施設

 東急不動産(株)は9日、イノベーション共創のための施設「TECH-Tokyo」を渋谷サクラステージ(東京都渋谷区)にオープンすると発表した。

 「TECH」とは、ハーバード大学ジョン・A・ポールソン工学・応用科学スクールの機関。ハーバード大学に所属するイノベーターらを支援し、イノベーションとアントレプレナーシップの理解・実施を進める。今回、同機関により東急不動産が創業メンバーかつ独占的に場を提供するパートナーとしてハーバード・テクノロジー&アントレプレナーシップセンター(以下、「TECH」)に選定された。

 10月、SHIBUYAタワー37階に、コワーキングスペース、オフィス設備、東京とボストンをつなぐ最新鋭のリアルタイム・ビデオ・ポータルを備える「TECH-Tokyo」を開設。日本の企業や研究機関、スタートアップコミュニティにおける横断型イノベーションを目指す独自プログラムの開発・提供を行なう。またハーバードイノベーションラボのシニアアドバイザーであるホルヘ・コルテル氏が来日し、TECH-Tokyoに常駐、経験とノウハウを提供する。

 2025年内に本格始動を予定。TECH-Tokyo完成前も、渋谷サクラステージ12階にあるスタートアップコミュニティ施設「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA(SDS)」でメンバープログラムをスタートする計画。

 東急不動産では、今後もスタートアップが活動する場所の提供、継続的な出資サポート、産官学プレイヤーとの連携機会の創出を通じ、新たな産業創出促進に寄与していく考え。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。