不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/5/13

当期利益が約1割増/スターツ25年3月期

 スターツコーポレーション(株)は12日、2025年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(24年4月1日~25年3月31日)は売上高2,329億7,800万円(前期比0.2%減)、営業利益326億2,200万円(同7.0%増)、経常利益334億400万円(同0.0%(同800万円)増)、当期純利益242億7,400万円(同9.9%増)となった。

 建設事業は、売上高713億6,900万円(同7.6%減)、営業利益63億8,900万円(同7.7%減)と減収減益。受注は順調に推移したものの、資材価格高騰や労務費の上昇が影響した。当期の受注高は828億2,900万円(同0.4%増)とほぼ前年並みを確保した。期末の受注残高は1,425億9,900万円(同8.7%増)となった。

 不動産管理事業は管理物件の増加により順調に成長。管理物件の大型営繕工事を積極的に提案してきたこともあり、売上高952億2,600万円(同5.2%増)、営業利益133億5,300万円(同6.4%増)となった。
 期末の不動産管理数は、不動産管理事業では賃貸住宅15万4,055戸、月極駐車場10万3,282台、時間貸駐車場5万7,386台。社宅管理代行業では住宅11万7,025戸、駐車場1万2,608台。分譲マンション管理戸数4,505戸、24時間緊急対応サービス受託戸数70万6,316戸を合計すると、住宅98万1,901、駐車場17万3,276台を管理。ビル・施設の管理件数は2,673件となった。

 このほか、賃貸仲介事業・売買仲介事業が共に順調に売上高・営業利益を増やしている。不動産営業店舗「ピタットハウス」は全国631店舗(直営113店舗・ネットワーク店518店舗)となった。

 次期(26年3月期)については、売上高2,500億円、営業利益350億円、経常利益345億円、当期純利益235億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。