リゾートトラスト(株)は15日、2025年3月期決算(連結)を発表した。
当期(24年4月1日~25年3月31日)は売上高2,493億3,300万円(前期比23.6%増)、営業利益263億6,500万円(同24.8%増)、経常利益268億4,800万円(同23.1%増)、当期純利益201億3,900万円(同26.7%増)。グループ全体として売上高、利益ともに過去最高を更新し、増収増益となった。
主力の会員権事業では、会員権販売が好調に推移したことや、既存ホテル会員権の販売割合が増えて利益率が高まったことに加え、24年8月には「サンクチュアリコート八ヶ岳」を予定よりも早期に販売開始できたこと、25年3月に「サンクチュアリコート金沢」を新規発売したことなどにより、契約高は過去最高を更新。セグメント売上高936億4,200万円(同59.5%増)、セグメント利益274億4,500万円(同46.0%増)を計上した。
ホテルレストラン等事業については、24年3月に「サンクチュアリコート高山」が開業し増収に貢献したものの、今後のホテル開業に備えた人材採用などの先行投資が影響し、セグメント売上高は1,039億7,800万円(同8.9%増)、セグメント利益は20億4,900万円(同54.4%減)にとどまった。
次期は、売上高2,590億円、営業利益275億円、経常利益275億円、当期純利益190億円を見込む。