不動産ニュース / 開発・分譲

2025/5/26

積水化学、関西初弾「スマート&レジリエンス」のまちづくり

「うずまさリードタウン THE KYOTO」完成イメージ

 積水化学工業(株)は22日、関西で第1弾となる「スマート&レジリエンス」のまちづくりプロジェクト「うずまさリードタウン THE KYOTO」(京都市右京区)の概要を発表した。

 京福電気鉄道嵐山本線「太秦広隆寺」駅徒歩9分、京都市営地下鉄東西線「太秦天神川」駅徒歩11分に立地。開発面積約8,053平方メートルに、ZEHマンション「ハイムスイート京都 太秦天神川」(総戸数183戸)、公園、スーパーマーケット(23日開業)を整備する。

 同マンションは、敷地面積約7,504平方メートル。鉄筋コンクリート造地上5階建て、延床面積約1万3,958平方メートル。間取り2LDK~4LDK。専有面積65.45~86.59平方メートル。ハイムスイートシリーズとして関西初の「ZEH-M Oriented」を取得する。

 災害に強いインフラ設備やスマートサービスを敷設する点が特徴。耐震性に優れた断水リスクを軽減する給水管や、災害時対応型貯水システムを採用し、飲料水を確保。住民専用アプリを活用した独自のタウンマネジメントを展開し、共用部の施設予約や各種サービスの利用、近隣商業施設のクーポンなどを配信する。災害時にはLED色が切り替わり、光の点灯で有事を知らせるスマート街灯をタウン内に設置。住民専用アプリと連携するなど、IoT技術を活用し、スマートな暮らしを実現する。

 先着物件の販売戸数は13戸、販売価格は4,448万~6,298万円、最多販売価格帯は4,500万円台、4,800万円台、5,000万円、5,300万円台。

 竣工は2026年7月末、引き渡しは同年8月上旬の予定。

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スマートシティ

高度なICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)や環境技術などを使って、環境負荷、エネルギー、交通などを最適に制御するシステムを備えた都市をいう。あるいは、小さな環境負荷の下で都市機能・都市生活を展開することができる都市をいうこともある。

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