
パナソニック ホームズ(株)は2日、総合住宅展示場「ABCハウジング中百舌鳥住宅公園」(堺市北区)の同社モデルハウスをリニューアルオープンしたと発表した。
築12年の既存建物の外壁とサッシ以外を大規模リノベーションした同社初のリフォームモデルハウスで、新築請負の相談に加えリフォームの相談機能も強化する。
同展示場は大阪メトロ御堂筋線「なかもず」駅徒歩5分。同モデルハウスは軽量鉄骨商品の「Vieuno(ビューノ)」をベースとして二世帯同居を想定した3階建て。構造・外壁・サッシをそのまま生かし、内装等を全面的に入れ替えた。外壁は新築時にオリジナルの光触媒タイル「キラテック」を採用しており、当時と変わらない美観をキープしているという。
玄関に向かうスロープを新設し、その前に小さな植栽を設置したほか、1階LDKには従前和室だったスペースにキッチンを移設、現在の暮らしに合わせたスタイリッシュな印象のDKに仕上げた。3階の子ども部屋は子供の勉強だけでなく、大人の趣味やリモートワークにも使える空間提案を行なっている。
今回の出展に当たっては、モデルハウスを建て替えた場合に比べ、建築費用を約半分に抑えることができたという。