不動産ニュース / 開発・分譲

2025/6/4

狛江市にスマートホーム化した分譲戸建/小田急不

「リーフィア狛江和泉本町二丁目」外観イメージ

 小田急不動産(株)は4日、小田急小田原線「狛江」駅または同「喜多見」駅最寄りでスマートホーム化した分譲戸建住宅を供給する「狛江・喜多見ネクサスプロジェクト」を始動したと発表。第1弾として「リーフィア狛江和泉本町二丁目」(東京都狛江市、総戸数9戸)の物件ホームページを公開した。

 同物件は、「狛江」駅徒歩12~13分、「喜多見」駅徒歩13分の第一種低層住居専用地域に立地。土地面積は108.01~110.42平方メートル。建物は、ツーバイフォー工法木造2階建て、建物面積86.04~89.63平方メートル。間取りは3LDK。子育てをする共働きのファミリーをメインターゲットに、リビング・ダイニングは明るく開放的な空間となるよう居室形状やサッシ計画を工夫。カウンターコーナーやDEN、大型収納を設けたプランを用意したほか、キッチン・洗面の自動水栓、インターホン連動玄関電子錠、宅配ボックス、プライバシー性と防犯性を高める門扉を標準とした。また、外構計画でつながりのあるまち並みを創出。夜間の照明計画にも配慮する。

 mui Lab(株)が提供する、タッチパネルを備えた天然木のスマートホームコントローラー「muiボード」とスマートフォン専用アプリ「mui Homeアプリ」を実装。muiボードは、照明やエアコン、スピーカーなどのIoT家電が操作できるだけでなく、天気予報やカレンダーを表示する機能を備える。また、遠隔地からでも家にいる家族へ筆跡をそのままメッセージとして届けることができるメッセージ機能や、リビングの人感センサー、温湿度管理による熱中症アラートとエアコンの遠隔操作などの機能を、両社で新規に共同開発した。新機能は、物件の引き渡し時に一部のIoT連携機器も実装し、入居後すぐに利用できるようにする。

 全戸でZEHを満たす省エネ性能を確保し、「BELS評価書」も取得。ハイブリッド給湯器、太陽光発電システム、蓄電池を標準搭載としている。

 販売開始予定は7月中旬。販売戸数・価格は共に未定。引き渡しは10月上旬の予定。

 小田急不動産は、同物件を皮切りに、今後も狛江エリアにおいて物件の供給を継続するとしている。

muiボード

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建売住宅

分譲宅地に建築され、敷地と一緒に販売される住宅をいう。類似の用語として「売建住宅」があるが、建売住宅の建築主は不動産業者であるのに対して、売建住宅の建築主は宅地購入者である。

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