
(株)MUJI HOUSEは26日、戸建住宅「窓の家」で土間仕様の新モデルの販売を開始した。
「窓の家」は、無印良品の家の第2弾として2007年に販売を開始した商品。「窓」が毎日の暮らしをより豊かにするための要素として考え、風景を切り取るように、好きな場所に好きな大きさで窓を配置できるのが特長。新モデルは、コンセプトはそのままに、風景を見るための窓から、外の空気や光、気配を暮らしに取り込むための窓へと進化する「土間」プランとした。
都市部で開放感のある住まいをつくることが難しい中、玄関からリビング、テラスへと連なる設計、また大きな窓を設定することで、プライバシーを保ちながら、外の気配と心地良くつながる住まいを実現する。
オプションで、インテリアブランド「IDEE」のコーディネートを提供するほか、窓に「居心地の良い小さな空間」を意味するヌックの仕様も追加。塗り壁の白色が標準仕様だった外壁に、グレーを加えたほか、窯業系サイディングも4色展開とした。
「窓の家」は24年3月より、高断熱仕様の対応を開始。さらに断熱性の高い仕様に改良することで、UA値=0.23、断熱等級7のモデルを実現している。これにより、年間冷暖房費は断熱等級5相当の一般住宅と比較し、約45%の削減効果を見込む。