不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/8/14

首都圏分譲マンション賃料、8ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは14日、2025年7月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出した。

 首都圏の平均賃料は3,858円(前月比0.5%上昇)と、8ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が4,656円(同1.0%上昇)と8ヵ月連続で上昇。神奈川県は2,738円(同0.5%低下)、埼玉県は2,156円(同2.3%低下)と続落し、千葉県は2,080円(同2.3%低下)と3ヵ月ぶりにマイナスとなった。埼玉県や千葉県では築浅事例の減少が影響し、共に賃料水準が2%超低下した。

 近畿圏は2,274円(同0.6%低下)と、2ヵ月連続で下落。大阪エリアの事例シェア縮小や他のエリアがほとんど弱含みとなった影響とみられる。大阪府は2,646円(同0.3%上昇)と2ヵ月ぶりに上昇した。一方、兵庫県は1,802円(同0.3%低下)と2ヵ月ぶりに下落、直近1年間では1,800円強の水準で安定している。

 中部圏は2,022円(同0.5%低下)、愛知県は2,075円(同0.3%低下)と、それぞれ築浅事例が減少した影響もあり、2ヵ月ぶりに下落している。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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