(株)アンビションDXホールディングスは14日、2025年6月期決算(連結)を発表した。
当期(24年7月1日~25年6月30日)は、売上高523億7,200万円(前期比24.5%増)、営業利益39億4,600万円(同44.8%増)、経常利益35億2,400万円(同40.6%増)、当期純利益23億5,000万円(同43.5%増)。売上高は5期連続の増収、すべての利益も5期連続の増益となり、過去最高を更新した。
賃貸DXプロパティマネジメント事業では、不動産賃貸管理に関わる業務をDX化する「AMBITION Cloud」により管理受託や退去に際する物件募集までの生産性が向上したことに加え、人材投資が奏功しリーシング力が向上。期末の入居率は98.3%(同0.2ポイント減)と高水準で推移している。管理戸数は2万7,354戸(同2,130戸増)、サブリース管理戸数は1万5,621戸(同1,321戸増)。売上高は216億4,999万5,000円(同7.0%増)、営業利益は241億1,140万1,000円(同23.4%増)となった。
売買DXインベスト事業は、子会社である(株)ヴェリタス・インベストメントの物件売却が想定通りに進捗。売上高280億6,176万3,000円(同43.0%増)、営業利益38億3,388万4,000円(同41.5%増)。
次期(26年6月期)は売上高641億4,400万円、営業利益48億円、経常利益41億4,300万円、当期純利益27億7,600万円を見込んでいる。