
三井不動産(株)は27日、豊田通商(株)、KDDI(株)との共同開発による多目的アリーナ「(仮称)名古屋アリーナ」を着工した。
開発地は名古屋市営地下鉄名港線「港区役所」駅徒歩約8分。商業、スポーツ、住宅などの都市機能が集積する「みなとアクルス」エリアに所在しており、敷地面積は約2万500平方メートル。鉄骨造地上4階建てで、延床面積は約2万7,500平方メートル。収容人数は約1万人。
プロバスケットボール・B1リーグのファイティングイーグルス名古屋のホームアリーナとして活用していくほか、コンサートやスポーツイベント、企業の展示会など、さまざまな用途で使用することができる。
三井不動産では、隣接する商業施設「ららぽーと名古屋みなとアクルス」をはじめとした中部圏の同社運営商業施設との連動や、通販サイトなどとの連携も視野に入れた多様な取り組みを行なっていくという。
2027年秋に竣工し、28年初頭に開業する計画。