
関電不動産開発(株)は2日、所有するホテル「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」(長野県大野市、客室数103室)の新館を開業した。
同ホテルは、JR「信濃大町」駅から車で約20分に立地。黒部ダム建設工事の見学者向けに関西電力(株)が建設した「大町クラブハウス」がルーツ。1965年に「ホテルくろよん」として営業を開始し、建て替えや増築、改修、リニューアル等を行ない、2020年7月からは現在の「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」として営業している。本館は、客室数73室、鉄筋コンクリート造地上4階地下2階建て、延床面積約1万906平方メートル。
今回の新館開業は、インバウンド需要をはじめとする宿泊需要の高まりを受けてのもの。客室数30室、鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建て、延床面積約2,331平方メートル。客室は39~46平方メートルで、全室源泉かけ流しの温泉ビューバスを備える。
運営は、同社グループの(株)関電アメニックスから委託を受けたIHGホテル&リゾーツが担う。