札幌市とNTT都市開発(株)は11日、「スタートアップ支援に関する連携協定」を締結したと発表した。
NTT都市開発が開発中の大規模複合施設「アーバンネット札幌リンクタワー」(札幌市中央区)内に整備するスタートアップ支援施設「HooK」を活用して札幌市および北海道においてスタートアップが継続的に誕生・発展していくためのエコシステム構築を図る。
今回の締結により、札幌市は「HooK」におけるスタートアップの創出・育成、誘致に寄与する各種イベントやプログラム等を含む活動を展開。NTT都市開発は「HooK」の整備・運営および各種イベント・プログラムに協力していく。
札幌市は都心部でのスタートアップ拠点エリア形成を目指しており、スタートアップ育成に関して民間事業者と協定を締結するのは初。今後、両社で相互に連携・協力しながらスタートアップの創出・育成、誘致に係る取り組みを推進していく。「HooK」の開業は2026年7月の予定。