不動産ニュース / 開発・分譲

2025/10/3

東急不他、福岡市近郊で32haの土地区画整理事業

「(仮称)粕屋町仲原東・志免町別府土地区画整理事業」の完成イメージ図

 東急不動産(株)は3日、西松建設(株)と九州旅客鉄道(株)と構成する共同企業体が、「(仮称)粕屋町仲原東・志免町別府土地区画整理事業」(福岡県粕屋郡)の業務代行予定者に選定されたと発表した。粕屋町仲原東土地区画整理事業準備委員会・志免町別府土地区画整理事業準備委員会との間で基本協定を結んだ。

 同事業はJR福北ゆたか線「原町」駅まで約1km、福岡市営地下鉄空港線「福岡空港」駅まで約2kmで、地区面積は粕屋町仲原東地区が約28.3ha、志免町別府地区が約3.9haの計約32.2ha。地権者数は約120名。組合施行によって実施される予定。

 「博多」駅や福岡空港、福岡IC、博多港といった主要施設から30分以内でアクセスできる立地特性を生かした持続可能なまちづくりを進めていく。共同事業体では、「FUKUOKA Future Cross City ~多彩な魅力の掛け合わせから新しい価値の創造を~」をコンセプトとして、にぎわい施設や商業、住宅、産業、農業といった多様な都市機能を持つエリアを開発することを提案。ハードだけではなく、再生可能エネルギーと先進技術を軸としたエリアマネジメントの提供なども計画している。

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土地区画整理事業

市街地を面的に整備するために、土地の区画形質の変更や公共施設の整備を行なう事業の一つで、土地区画整理法に従って実施されるものをいう。 この事業の実施によって、例えば、不整形な土地や袋地が解消され、道路や公園が整備されることとなる。

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