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（株）オープンハウス・ディベロップメントは、2024年11月に立ち上げた分譲マンションの新ブランド「INNOVACIA（イノベイシア）」の供給を本格化する。一般ユーザー向けのブランド「INNOVAS（イノバス）」の上位に位置付ける、富裕層向けのフラッグシップブランド。銀座に常設モデルルームを設け、東京都心5区を中心に年間2物件をめどに供給していく。
イノベイシアは、企業経営者、大手企業や金融機関勤務者、ライセンサーといった富裕層やスーパーパワーカップルをメインターゲットとする。また、米国不動産事業を通じて接点のある投資家層もターゲットとしていく。
常設モデル「INNOVACIA銀座サロン」（東京都中央区）は、25年11月26日にオープン。オープンハウスのアメリカ不動産の情報発信拠点である「銀座イレブン」に近接。広さは857平方メートル。6つのテイストの異なる接客ルーム、VRスペース、寝室やリビング、書斎、キッチンのコンセプトルームなどで構成する。VRルームは床面積48平方メートル（8m×6m）、高さ2,500mmの3面LEDを用い、販売する物件のすべての間取り図、一部住戸の家具配置イメージを実物大で投影するほか、眺望、建物外観、共用部のイメージ、周辺環境なども確認できる。
販売第1号となる「イノベイシア恵比寿」（東京都目黒区、総戸数46戸（うち優先・先行分譲対象住戸21戸））は、JR山手線他「恵比寿」駅徒歩9分、同「目黒」駅から徒歩11分に立地。敷地面積約1,900平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造地上5階建て。竣工は26年8月下旬予定。建設地は高級賃貸マンションとアパート跡地を集約したもの。建物は雁行設計を採用。エントランスギャラリーには、バカラの照明を設置。ラウンジ等は木目調の和の意匠で統一している。
住戸は、2LDK・3LDK、専有面積約56～82平方メートル。天井高2,400mm。キッチンはグロエ水栓、天板はシーザーストーン（洗面所も）。フローリングは幅広タイプ。玄関と洗面所・トイレ床はタイル張り。浴槽・洗い場は自動洗浄、オーバーヘッドシャワー、肩湯機能付き。食洗器は国産品が標準だが、海外製もオプションで用意。バックカウンター、ワインセラーなどもオプションで対応する。
12月中旬より2期販売を予定。販売価格は未定だが、坪単価は1,000万円強となる見込み。モデルルームは完全予約制で、1日10組限定。外資系企業勤務者、企業経営者などからの引き合いが強いという。投資と実需ニーズは半々。
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