不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2026/2/3

新長計、36年度経常3,000億円へ/ヒューリック

 ヒューリック(株)は3日、2026~36年度を事業期間とする新中長期経営計画を発表した。

 「変革・進化・成長」を続ける企業グループであり続けることを、36年の目指す姿として位置付け。不動産事業をベースとしながらも、多様な成長事業を取り込むことで、唯一無二の強靭な事業のポートフォリオを形成。安定的・継続的な成長と株主価値向上を追求・実現していくことを基本方針に定めた。

 基本戦略として、(1)不動産事業のさらなる高度化と効率化、(2)収益力の複合化と強靭な事業ポートフォリオの構築、(3)財務規律の維持・向上と資本政策の強化、(4)社会への価値創造と企業成長が連動するサステナビリティ経営の進化、を挙げた。最終年度(36年)に経常利益3,000億円(不動産事業6~7割、新規事業等3~4割)を目指す。

 不動産投資戦略として、流動性が高いアセットへの投資、賃料成長が見込めるインフレ耐性アセットへの投資等を推進。優良な固定資産ポートフォリオの構築や新規事業領域の開発等も進め、賃貸利益・売却利益・連結利益の最大化に努める。また、国内人口動態を踏まえ、オフィス比率50%以下、重点エリア(銀座、新宿東口、渋谷・青山、浅草)比率50%の目標は不変とし、最適なポートフォリオを構築していく。さらに、36年までに総IT容量100MW超を供給する「都市型データセンター開発のトッププレイヤー」を目指す。

 その実現に向け、26~29年度を事業期間とする中期経営計画をスタート。不動産事業の高い利益成長と資本効率を生かし、M&A等を通じた新規事業への投資と育成を推進していく。29年度の経常利益目標は2,200億円。

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