不動産ニュース / 開発・分譲

2026/2/18

自然環境の保全と地域活性化を両立するまちづくり

「吉沢(ゆるぎ)地区まちづくり計画」イメージ

 中央日本土地建物(株)は16日、湘南ひらつか・ゆるぎ地区活性化に向けた協議会と共に推進する「吉沢(ゆるぎ)地区まちづくり計画」(神奈川県平塚市)が、同市より認定を受けたと発表した。12日付。

 「湘南平塚ゆるぎ 里地里山」内の自然共生サイトを中心とする自然環境の維持・保全と、クラインガルテン(滞在型市民農園)を中核とする地域活性化を促進し、両立させるプロジェクト。なお自然共生サイトとは、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全することを目指す世界共通の目標「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」に基づき、環境省が23年度から運用を開始した制度のこと。同認定を受けた区域は、国際データベースに登録される。

 区域面積約27.6haに、「農とのふれあいエリア」と「自然共生サイトエリア」を整備。自然資本や生物多様性、農業を取り巻く環境との調和を重視しながら、良好な景観形成、インフラ整備、農体験施設の運営、防災機能などを通じて、農地の活用を図る。
 「農とのふれあいエリア」では、体験農園や滞在型市民農園、レクリエーション機能を一体的に整備することで、交流人口の拡大と地域活性化につなげる。「自然共生サイトエリア」では、多様な動植物種の継続的なモニタリングを実施しながら、里地里山や湿地といった自然環境、生物多様性の保全、復元に向けた整備に取り組む。

 「農的活動」として、滞在型市民農園では農作物の栽培を通じ栽培技術や加工技術の習得を図る。二地域居住や週末滞在に対応したセカンドハウスも整備。加えて、既存農地を活用した貸農園、地元農家による講演・実演、体験農園や学習イベントの提供、直売所の整備などにより、周辺農家との交流や農業活力の維持も目指していく。また、研究フィールド、体験型オープンカレッジとして学術研究の実践の場とするほか、森林セラピーなど自然環境プログラムを提供し、「自然活動」も促進する。

 両活動を支えるため、一時滞在や宿泊ができる施設や、管理棟、倉庫、駐車場などといったインフラを整える。また、アクセス性向上のため市道を延長し進入路を用意。階段や手すりを含めた散策路も整備する。

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