トヨタホーム(株)は12日、「家と車のエネルギー連携システム」を実用化したと発表した。
今回開発したのは、「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)」「家庭用蓄電池」「EV・PHV充電器」「非常時給電システム」。HEMSを中核に、「車との充電連携」と「車・家庭用蓄電池からの非常時給電」など、車両との連携システムを実用化したのは、国内初。家と車のCO2削減実現による環境への貢献に加え、電力のピークシフトをはじめとする節電に寄与していく。
なお、HEMSおよび家庭用蓄電池は(株)デンソー、ミサワホーム(株)、新神戸電機(株)との、充電器は(株)豊田自動織機、日東工業(株)との共同開発によるもの。
同社は今後、同システムを新築住宅向けに供給し、エネルギーの効率利用に役立てていく考え。