森トラスト(株)は、東証1部上場のディベロッパー、日本エスリード(株)の株式を、公開買付けにより取得。連結子会社化することを決定した。併せて、日本エスリードは、同公開買付けに賛同の意思を表明した。
日本エスリードは、1992年に創業、近畿圏を中心にマンション開発分譲を行なっているほか、管理事業、賃貸関連事業、電力管理事業、リフォーム事業、仲介事業などを手掛ける総合ディベロッパー。
森トラストは、2012年2月の資本業務提携により、日本エスリードの株式32.33%を取得。同社の筆頭株主となっていた。今後、再開発案件や大型案件、マンション管理事業、賃貸関連事業など幅広い分野で協力を行なっていくためには、資本関係をさらに深化させる必要があるとの結論に達したことから、公開買付けを実施するもの。
森トラストは、日本エスリード発行済株式総数の約17.77%に相当する274万8,300株以上を取得し、同社を連結子会社化する方針で、最大400万株(発行済株式の25.86%)を上限に、公開買付けを実施する。買付け価格は1株当たり1,000円。期間は1月28日~3月10日まで。