不動産ニュース / 開発・分譲

2001/4/13

野村不動産「NBダンフロアーシステム」を共同開発

 野村不動産(株)は同社のマンション商品開発理念「NOAHTEC(ノアテック)」に基づき、(株)ブリヂストン、ダントー(株)、東京ガス(株)とともに遮音性が高いマンション用タイル貼り・床暖房システム「NBダンフロアーシステム」(※)を共同開発した。

 従来、タイル貼り・床暖房は一戸建て住宅で多く採用されていたが、遮音性・防音性の低く、マンションでの採用は懸念されていた。しかしながら「丈夫で傷がつきにくく、防水性高く、清潔で見栄え・質感の良いタイル」を望むユーザーは多く、こうしたニーズに対応すべく開発したのが同システムである。
 「NBダンフロアーシステム」は防音タイプ二重床にするなどして遮音性能をLL45等級相当まで高め、マンションでの採用を実現可能に。また、タイルのデメリットである「たるみ」「加熱収縮による目地割れ」は、常温硬化が可能で、かつ耐水性に優れた結合材であるエポキシ樹脂系材質の目地を使用することで解決した。

※「NBダンフロアーシステム」の主な特徴
・吸水性がほとんどない樹脂目地採用により、拭き掃除などの手入れがしやすい。
・タイルはフローリングの約10倍の熱伝導性、同約2倍の地区熱効果。
・2重床フローリングと同じ高さに施工でき、フローリングとの貼り分けが可能。
・タイルは丈夫で傷がつきにくく、室内でのペット飼育に最適。
・タイルは自然界の土・石を素材を使用、有害物質を出さない。ダニ・細菌の発生がしにくく、環境・人に優しい。

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