不動産ニュース / 開発・分譲

2001/5/11

丸紅、三菱地所、東京建物、共同でインターネット事業に参入

 丸紅(株)三菱地所(株)東京建物(株)は共同で新会社を設立し、マンション専用の高速インターネットサービス事業に参入する。

 3社はそれぞれ丸紅60%、三菱地所20%、東京建物20%を出資し、「(株)つなぐネットコミュニケーションズ(資本金:10億円、所在:東京都千代田区、社長:近藤龍氏)」を設立、「マンションインフラのIT化」「マンション生活のIT化」を事業内容に掲げ、マンション毎に最適な「高速通信サービス」の提供と、マンション居住者側に立った「マンション管理情報や医療・健康など日々生活に密着した情報」を提供する。
 すでに丸紅の分譲マンション「ファミールシリーズ」(16棟、総戸数2,500戸)に対し試行サービスを提供、本年5月より本サービス開始する。
 また、今後はディベロッパー・管理会社などに広く資本提携・業務提携を呼びかけ、2005年度には売上高350億円、既存新築合わせ60万世帯(約1万5千棟)への高速接続サービスの提供をめざす。
 なお、大手ディベロッパーが共同で通信事業に乗り出すのは業界初の試み。

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