住通チェーン本部は、今春の賃貸の実態調査を全加盟店に実施、その集計結果を発表した。
この結果に対し、同本部では「加盟店は、手数料問題の話題に惑わされることなく、基本的な作業をこなし、顧客のニーズに答え、市場のシェアを確実に広げた。今年の経験は顧客は賢明な選択をしてくれるという確信を深めることになった」と総じている。
なお、集計結果の詳細は以下の通り。
●実施日 4月3日
●集客数
・全体の集客数…「増えた」38%、「昨年並み」32%
・来客の内訳
単身者 …「増えた」27%、「昨年並み」47%
ファミリー …「増えた」23%、「昨年並み」44%
法人客 …「増えた」21%、「昨年同様」57%
・集客きっかけ…「自社発行の情報誌」13%、
「自社の物件管理看板等」15%、
「紹介・リピート」20%、
「店頭広告(飛び込み)」12%、
「インターネット」10%
「市販の情報誌」12%
「その他」8%
●契約件数
「増えた」45%、「昨年並み」30%
●仲介手数料の売上
「増えた」47%、「昨年並み」27%
●増えた理由
「集客が増えた」35%、「物件数が多かった」27%、
「人員体制の強化」17%、「案内、追客などを強化」21%
●減った理由
「集客が減った」42%、「物件が少なかった」24%、
「競争が激化」19%、「人員体制等がとれなかった」15%
●今年の力点
「インターネットの随時更新」「情報削除・立ち上げを月2回」 「インターネット対応のため、戦力を割いた」
「他社に合わせ方針変更をせず、自社管理物件の強化と、ユーザーへ正確な情報を提供」