昨年発足した(社)日本住宅建設産業協会は、良質な住宅供給および住環境整備を目的とした「第1回優秀事業表彰」の受賞作品を発表した。
審査委員会では全応募物件に書類選考および現地調査を実施し、優秀事業賞に(株)スターツ「アルファグランデ市川本八幡」(中高層分譲住宅部門)、(株)リブラン「ミュージション川越」(不動産関連事業部門)など13物件を選出し、表彰する。
なお、今回の応募物件については『全体的にハイレベルであったが、時代を象徴するような突出した物件がなかった』として、最優秀事業賞の表彰を見送った。
また、第1回目開催ということもあり認知度が低く、応募数がさほど多くなかった点について審査委員は『東京圏のチャレンジと地方の品質の高さの印象が強い。第1回目に最優秀事業の表彰を見送るのは残念であるが、それだけ選考基準が厳しいことを意味している。次回はより多くの応募があることを期待する』と感想を述べた。
また、今後毎年の開催を予定しており、ハイレベルの作品が多数応募されるよう、同協会では各方面に幅広く呼びかるとしている。