三菱地所(株)は25日、同社保有の「名古屋広小路ビルヂング」(名古屋市中区)を平成13年度上期中にジャパンリアルエステイト投資法人(東京都千代田区)に145億3,300万円で譲渡すると発表した。
地上18階地下2階建ての同ビル、土地面積は約4,095.81平方メートルで、建物延床面積は33,377.73平方メートル。
今回の譲渡について同社は、現在進行中の丸の内再開発のスピードアップを図るための資産入れ替えを目途としたものであると共に、譲渡先となる東京海上火災保険(株)、第一生命保険相互会社と共同で創設する不動産ファンドのコアポートフォリオとして組み入れるためとしている。
なお、同社では譲渡損益の28億8,200万円を平成14年3月期中間決算で特別損失として計上する予定。