国土交通省は5日、建設工事紛争審査会に対する 平成12年度の「建設工事紛争取扱状況」を発表した。
これによると、本年度の申請件数は206件。内訳はあっせん30件、調停139件、仲裁37件となっている。
また、本年度の申請件数に前年度の繰越件数を加えた取扱件数は462件であり、うち、あっせん46件、調停257件、仲裁159件であった。申請件数・取扱件数ともに昨年度を下回っている。
申請件数を類型別でみると、当事者類型別では個人発注者から請負人に対するものが107件で全体の52%を占めており、また、工事種類型別では建築工事に関するものが180件で全体の87%を占める。