不動産ニュース / 調査・統計データ

2001/5/30

アットホーム、首都圏における4月の賃貸物件市場動向

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)が24日に発表した、首都圏における4月の賃貸物件の市場動向は以下の通り。

 同社への物件登録数は、居住者用は37,147件で前年同月比2.5%増と前年同月比は3ヵ月ぶりにプラスとなり、事業用は6,910件で同24.3%増と同じく2ヵ月連続のプラスとなった。
 1平方メートルあたりの登録賃料の首都圏平均は、マンションでは2,430円(前月比0.8%上昇、前年同月比▲0.8%)、アパートでは前月と変わらず2,000円(前年同月比▲1.0%)。1戸あたりの登録賃料の首都圏平均は、マンションが11.13万円(前月比0.8%上昇、前年同月比0.9%上昇)、アパートが6.95万円(前月比2.7%上昇、前年同月比1.3%上昇)となった。
 居住用物件の成約数は12,928件(前年同月比▲4.6%)で2ヵ月連続して前年同月比が減少しているが、東京23区、川崎市、埼玉県、千葉県のマンションや、横浜市、川崎市、神奈川県下、千葉県のアパートでは増加している。
 また物件成約賃料は、1平方メートルあたりの首都圏平均は、マンションでは2,520円(前年同月比1.6%上昇)、アパートでは2,120円(前年同月比▲1.9%)。1戸あたりの成約賃料の首都圏平均は、マンションが10.16万円(前年同月比2.5%上昇)、アパートが6.69万円(前年同月比0.6%上昇)となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。