不動産総合情報サービスのアットホーム(株)が6月20日に発表した、首都圏における5月期の賃貸物件の市場動向は以下の通り。
同社への賃貸物件登録数は、居住用が39,439件で前年同月比▲1.0%と前年同月比は再びマイナスとなり、事業用は7,082件で前年同月比は3ヵ月連続プラスとなる14.1%増となった。
物件登録賃料は、1平方メートルあたりの平均でマンションが2,450円(前月比0.8%増、前年同月比変動なし)、アパートは初の2,000円台割れとなる1,990円(前年同月比▲0.5%、前年同月比▲2.9%)。1戸あたりの平均は、マンションが11.12万円(前月比▲0.1%、前年同月比0.2%増)、アパートは6.90万円(前月比▲0.7%、前年同月比0.7%増)となった。
居住用物件成約数は10,638件(前年同月比▲0.7%)で3ヵ月連続前年同月比減となり、成約はまだら模様だが、都下・横浜市では、マンション・アパートともに増加。1戸あたりの面積も拡大が続いている。
また物件成約賃料の1平方メートルあたりの平均は、マンションが2,540円(前年同月比▲1.6%)、アパートは2,120円(同0.5%増)。1戸あたりでは、マンションが10.34万円(前年同月比▲0.5%)、アパートは6.90万円(同1.9%増)となった。