不動産ニュース / 開発・分譲

2001/6/27

森ビルグループ、平成13年3月期業績を発表

 森ビル(株)グループは、平成13年3月期の業績(単体・連結)を発表した。

 当期単体業績の売上高は618億4,800万円、営業利益は169億5,600万円、経常利益は78億5,900万円、当期利益は26億1,900万円となった。

 また当期連結業績(対象17社)の売上高は802億9,600万円(前期比17.44%増)、営業利益は228億5,700万円(前期比6.6%増)、経常利益は98億2,100万円(前期比11.82%増)、当期利益は63億5,100万円(前期比▲5.73%)となった。

 厳しい経済環境の中で業績を堅調に伸ばすことができた要因には、「赤坂溜池タワー」「アークフォレストテラス」が竣工し、同グループの主力事業である賃貸関係収益が安定した収益をもたらしたことによる。

 次期連結業績の見通しについては、賃貸関係収益は717億円(前期比18.49%増)を見込んでいるが、その他の営業収益については、今年度マンションの分譲プロジェクトがないこともあり55億円(▲51.67%)に留まると予測している。営業利益は237億円(前期比3.64%増)を見込み、各種プロジェクトの建築投資が高水準で推移することから、借入金利負担が増え、経常利益は71億円(▲27.62%)と、減益になる見込み。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。